2009年4月21日火曜日

川づくりにかける思い(2005-6-28)


おおつ環境フォーラムのいきいき河川の活動の一環として県発注の市内河川の工事の発注についての情報収集に大津合同庁に伺う。我らのグループからリーダー竺先生他7名、県から玉置河川砂防課長の出席をいただいた。9時から11時までの話し合いのなか、県との情報徴収、私たちの思いを語りあった。前月の市の河川課と同様、今回においても私たちが入り込む余地がなかった。公共工事と住民参画私とうたわれて久しい。私たちたちと同じ思い「自然にやさしい河づくり」をと願う人々がより多く参画できる機会が得られるようにしてもらいたい。参画の機会をえる活動が私たちの活動のスタートかもしれない。午後、唐崎小学校のそばを流れているおぼろ池川の調査。(前回の市河川課との会合で得たち資料に基づき)よくみると魚(もろこ、鮎?)がかたまって泳いでいます。正門前のすぐそばです。学童たちにきいてみたいです。「ここに魚いるの知っている?」写真は調査中の情景(河川改修について私の考え)平成9年の河川法改正により治水、利水に環境が加えられ、河づくりには自然環境に配慮すると法令に定められた。それを機会に公共工事と住民参画、協調がうたわれてきた。参画者はえてして工事の協力を得るために近くの住民、自治体が対象となる。そこでどうしても地元住民たち優先となり、利便性を中心とした器量の狭い範囲の要求になってしまう。今の河川の状況を省み、自然にやさしい河川を考えるとき、人間の利便性だけでなく、「人間も自然にたいしてある程度の我慢」が必要である。「人と自然のほどよい調和」に心がけることが大事である。市民活動に興味をもち、その間、観て歩き、いろいろな人から教わり、感化されてきた私の自論である。公共工事と住民参画を考えるとき地元住民だけでなく、もっと広い範囲、視野をもって参画者を決定してもらいたい。その住民参画も、工事着手直前の一次しのぎの地元説明の類でなくて、手間と時間をかけて調査、計画・施工中そして施工後の各段階での住民参画でなければならない。 私たち、みんなの川づくり、自然にやさしい川づくり、マイリバーであってほしい。長年、土木技術者として携わってきて、自然を壊す立場にいた自分ですが、何も出来ない自分に後悔をこめて、少しでもお役に立てることが出来ないかと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿