今回のグループ活動は自然公園特別地域を通る高速道路の工事現場の視察である。パンフレットにはテーマー「森と水に囲まれた高速道路~環境と景観の融合~」、地域の自然、景観、文化と共生した道づくりを目指すとある。道路公団としても今回のような試みは初めてとのことで、しかも発注後の設計変更によるという。新生公団躍如というべきか、お役所ならでの最後の大判振る舞いか?いずれにしろ、つくる構築物か必要、不必要なものかを含めて、自然との共生にはお金にしろ、我慢、痛みが伴うものである。作るならこの現場を是非参考にして戴きたいものだ。「自然との共生」いぜん黒川紀章さんの共生(ともいき)の講演に感銘したのを思いだす。ちなみにこの工区をはさんだ土山甲賀と信楽インターチェンジの二つの工区は在職中に携わっている。かれこれ10年近く前になるがその時の設計とくらべると隔世の思いがする。今日はあたらしいことを多く学ぶことが出来た。写真は人々に親しめ、生き物にやさし河川づくりを目指した隼人川(大戸川に合流)の付け替え
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