家内は今日は週1回の習字の手習いの日である。先生の自宅(大石)に車で9時過ぎに出て12時過ぎにかえってくる。習字の先生は甥の仲人をしていただいた方で、それがきっかけで習い始めた。遠く離れているが生徒さんがいない日を選んで結構楽しくやっているようだ。最初の作品が7級、以来毎月1クラスずつ進級していき1級からは何ヶ月か進級はストップしたままである。それでも私の囲碁と比べて早い。私は自己申告の2年前の7級からすぐに5級に進級、去年の夏3級、それ以降据え置きのままである。片づけを終えて夜の10時、11時ごろからはじめて12時ごろまでやっている。そのつど、私に感想を聞きにくるのだが大体がフトンのなかでうとうととしている頃である。ついつい、いい加減な返事となって「お父さんの批評ではねえ」と不満げである。上手といわれる人の作品の良し悪しの判断が自分に分かる由もないが家内程度の作品なら、うまくなっているかどうかぐらいは判る。特に細字で書くサインがよくなっている。何度も何度も書いていくうちに少しずつコツをつかんできているようだ。妻の父はなくなる直前(88歳)まで京の表具師一筋であった。その父の血を引いているのかもしれない。私の葬儀には筆書の心配もなかろう。写真は我が家の真夜中の作品展
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