2009年4月21日火曜日

切なる想い(百々川)(2005-6-29)


「どどがわ」と読む。昨日、竺リーダの案内で百々川の中心部を観て回ったが、再度、おおつ環境フォーラムのいきいき河川グループ仲間の福田さんにご案内をお願して全流域を視て歩いた。京都への山越えの主要街道小関峠を源流とする河川で長等、三井寺の商店街を通ってびわ湖に通じる。歩きしも 流れる川の 姿なしこの有様をみて、昔、たぶんそうであったようにきれいな水がまちなかを流れる姿を取り戻したいと強く願う。歴史あり、自然豊かなまち、安住のまちと定めた大津市、このまちの活性化を願うものの何も出来ない自分をもぞかしく思う。そのあと、日赤の裏にあるお寺(近松寺)と旧逢坂山隋道東口にいき湧き水の状況を調べる。この隧道は明治11年に日本人技師の手によって初めて作られたとの説明書きあり(ちなみに側近の琵琶湖疏水の着工は明治18年)。土木技術者の端くれとして先達の築いた偉大な遺産、旧逢坂山隧道がローマのトレビの泉のごとく湧き出た水がまち中を流れて安らぎを与える。これは夢物語なのか、実現したいと願う切なる気持ち大なり!                   写真は旧逢坂山隧道東口

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