2009年4月22日水曜日

レイカディア大学講座(2006-2-3)

必修講座
午前の部
講師名 木下 美季男先生
分野 ボランティア・自己実現
テーマ 穏やかに生き、安らかに死ぬために
サブテーマ ~ターミナルケアと関連して~

先生は昭和二年のお生まれで、学校教育に携われて定年後にこの分野に入られて今もお元気で活躍されている。
ターミナルケアすなわち終末医療についての講座。

ひとは生きてきた生き様と同じ死に様になると説かれる。
私の乏しい人生経験でもそうだとだとおもう。。
死に方の例として天皇陛下、高名な医者、ライヤワー大使の例をあげて説明。天皇陛下の死を例をあげられたことが気に残る。続いてリビング・ウイルすなわち尊厳死とその宣言書の意義とその文面の説明を聞く。
人間、誰しも尊厳死には理解、納得するがその決め手となる不治の病と判断をし、そして決定を下すのは本人以外だと難しいと思う。

つい最近大学時代の名古屋の友人T君の死を年賀状の返事で知ったばかりだし、私が会社をやめる直前だったがにガンでなくなった同僚のことを思い出す。
彼はなくなる1ヶ月くらい前までは会社にでてきていた。同僚にはおくびにも弱気やいやな気分にさせることがなく、家族のことをよくはなししていた。大阪での治療では無理と知らされ千葉の○○先生に見てもらうとか、アメリカでは○○の薬が開発されて、、と私に話して聞かす。
彼とはそれまでは付き合いはなかったが病と闘う彼と知り合い本当に頭が下がる思いだった。
最後まで最新医学の技術の進歩を信じてやまなかった彼を思い出す。

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