徒然なるままに
定年前に妻から「わしもいく族」、「濡れ落ち葉」にならないでと釘をさされていました。 退職後は「おうみ未来塾」、「淡海生涯カレッジ」、「レイカディア大学」等で学んできました。
「市民活動」は楽しみになることが大事と教わりました。自分の居場所は環境保全・生涯教育がキーワードと考えますが、自分のもって生まれた長年の性格を改革・改造が必要と痛感しています。
2009年4月23日木曜日
ホタルにかける (2006-2-26)
いきいき河川グループの2月度活動としてもりやまのホタルを復活させた吉川先生を招いての講演会を開く。
ゲンジボタルの幼虫をホタルの資料館より70頭譲受けた(1997年秋)のがホタルの飼育のスタート。
先生は近くの川のゴミ拾いを続けていた。
最初は恥ずかしいから早朝にしていたが、人目につく日中に変えたと話される。
その理由は上流の人が自分の姿を見てゴミを棄てるのを減らしてくれるとの想いから。
川のゴミ拾いをして行くうちに、(幼虫を譲り受ける以前から)カワニナの実態知識を蓄積されている。
☆ホタルの一生の解説
水辺のコケに産卵(5・6月)・7月に孵化して1.5mmの糸くずのような幼虫となる。
成長に合わせて自分の大きさのカワニナを食べて3cm前後の幼虫に成長する。
4月上旬の雨の日に上陸・さなぎから5月下旬の雨の日に羽化する。
1週間の命かぎりの愛と光の饗宴を繰り返して産卵(約1週間で孵化)して一生を終える。
吉川さんは「産卵・孵化・幼虫の成長」の飼育をされて終令幼虫を放流されている。
いま、初夏の夜空に飛び交う守山の源氏ホタルは吉川さんなしでは語れない。
その吉川さんは成長した幼虫を放流して「上陸・羽化」について見ているに過ぎないと淡々と話される。
実体験に基ずくお話は実に楽しいし、新鮮な気持ちを与えてくれる。
この講演会の参加者が少なかったのが悔やまれる。
もりやまのホタル是非見に行こう(最大目撃数は6月5日とあり)
ご一緒していただいたあつし君つかれなかった?
楽しげに私たちに語りかける(実直なお人柄の)吉川さん
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