我が家の掛け軸は狭い床の間に季節に応じて毎月変えている。これも家内の亡き父のおかげと感謝している。
先日(3月30日)、義父、義母の法事(13回忌、7回忌)があった。
義父は死の直前まで70年間、表具師一筋の人生を過ごした方で、実直で温厚な方であり、義母はそれを支えてきた。
お得意様からは痛くかわいがられて多くの作品をいただいたと聞く。それを義父が表装して残したものを、我が家に遺品として残っている。
狭いわが家の床の間に季節に応じてかけ替える掛け軸をみて先祖に感謝しつつ幸せを感じる。
4月に入り私の誕生日の3日(関係無し?)、お雛様の掛け軸に替える。
京都ではお雛様は4月に飾っていたという。
絵にある桃色の花びらは桃ではなくて桜の花びらだと家内がいう。
めびな様と、一歩下がったおびな様、薄く描かれ眉、温厚なお顔、昔がしのばれる。
わが両親に感謝、親不孝を懺悔! 家内の両親に深く感謝!
お雛様とおびな様
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