☆まちなか大学大津祭学部
第7回実地研修「山建て、曳き始め実習」報告
日時 平成18年10月1日(日)
AM8:00~PM4:00
朝8時の丸屋町集合に少し遅れて到着する。作業は7時30分からすでに始まっていて3つの車輪の取り付けがおわっていた。細い路地の奥の蔵から部材を運んでいる。私たち学生は足手纏にならないように邪魔にならないように見ているだけ。
AM 8:30
この町は本日の組み立、宵宮、本祭りの巡行、そのあとの解体作業までのすべてを請け負った建築会社に委託しており他の町も同じだという。
派遣された作業員は12名とのこと、推察するに町から業者に支払う金額もたいそうな額になる。
昔ながらの釘は使わず、クレーン、ユニック車、足場を使わない作業のために、時間も手間もかかり、その上、危なかしい作業条件のなかで組み立てられていく。
もし、事故が起きて労災にでもしたら労働基準監督省はなんと言うことかとつい昔の土木監督をしていた頃のことを思い出す。
危なかしい作業
記録写真を参考にして
あいにく雨が降ってきたが丸屋町以外(アーケード内作業)は事前に雨を凌ぐために電話線、電柱、軒先を利用してブルーシートで覆っている。足がすべるので事故が起こらないようにと願いながら13基の曳山のうち12基の組み立て状況を見て回る。
手作業のためなかなかはかどらない。私は曳山展示館で大津祭りのおいたち、からくりのビデオをみて時間をつぶす。
3時ごろから威勢の良い囃子が聞こえてくる。囃子の音に誘われて月宮殿山、源氏山、そして殺生石山の山鉾を見て回る。
曳山展示場
PM3:30 あらかた完了(幕は後日)
わが西王母山も3時半からアーケード内の道路をためし引き、曳き始めとなる。
トン、トン、チキ、チキ、チン、チキ、チン、チン、
チキ、チキ、チキ、チキ、チン、チキ、チン、チン、
アーケード内の西王母山の曳き始め
宵宮、本祭りまであと数日後、待ち遠しいかぎり。
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