2012年7月1日日曜日

バルト海沿岸4都市を訪ねる4(ペテルブルグ)

第4日目:平成24年6月8日(金)

ヘルシンキからサンクトペテルブルグに移動

起床6:20 食事6:50
本日は移動日、ロシアへの入国で緊張した1日となる。
ヘルシンキ駅発10:00~サンクトペテルブルグ14:36(時差1時間)
楽しみにしていた特急アレグロ、二人の記念写真をとってもらう。
特急アレグロ
車内に何回か巡回してくるお姉さんにユーロからルーブルに両替する。清算書にはSALE 3700RUB    Rate:38.00  Commission :2.0EUR  Total:99.35EURとあり,おつりの0.65ユーロと3,700ルーブルを受け取る。
 そのあと、立ち替わりいれかわり検査官がやってくきてチェックインが終わるまで落ち着かず、小さい字で書かれた出入国カードの記入に家内は気分が悪くなったようす。
列車内から観る景色は人家もなく、白樺の木の幹がやたらに細い。寒い気候のせいか。途中に比較的大きな街が一駅あったが、それ以外は人家をほとんど見ることがなかった。
サンクトペテルブルグに到着!
定刻にフインランド駅に到着、駅に出て地下鉄の乗り場を尋ねる。入り口は2か所あるようだ。
KASSAで両替したルーブルでジェトン2枚購入。
早くて長~イエスカレーターで地下鉄構内へ。ゆっくり気分を落ちつかせて行き先方向のホームを確認する。見慣れない文字にとまどう。降りる駅は二つ目の駅だ。駅名、間違いなし。勇躍、地下から外へ。出たところはヴォススターニエ広場のはず。
事前にグーグルマップ、グーグルアースで下調べているので戸惑うことはない。(その分感激もすくないかも・・・)
いや、それでも大感激!!地下鉄から出て観る一瞬に開けた情景が!
広い道路と車、人、建物に驚く(ヴォススターニエ広場)
ネフシキー大通りとリゴフスキー大通りのものすごく広い交差点に多くの車と人が行き通う!

地図を見せてイビスホテルのあるリゴフスキー大通りの方角を尋ねる。「ひだ」が痛く、スーツケースを押して歩くのが辛い。歩いて10分ほどイビスホテルに無事到着15:20)。
小休憩後、ホテル(16:50)からヴォススターニエ広場、ネフスキ大通り散策して、エルミタージュ美術館(18:00)へ。帰りはトロリーバスに乗ってヴォススターニエ広場、そこからあるいてホテルに帰着(19:20)。
カザン聖堂
ネフスキ大通り散策
モイカ河岸
宮殿広場とエルミタージュ美術館

イビスホテルのレストランで夕食(~20:20)。  
おいしいクロワッサン、のどこしのよいビールに疲れた体が癒やされる。就寝22:00

★本日(6月8日)の〆

両替 100ユーロ→3,700ルーブル
  • カード払い   
    • 夕食(イビスホテル)1,040ルーブル
  • 現金払い
    • 地下鉄 54ルーブル
    • トロリーバス46ルーブル

第5日目:平成24年6月9日(土)

エルミタージュ美術館鑑賞の日

7:00起床、8:50ホテル出発 9:10 
ヴォススターニエ広場からトロリーバス(9:10)~エルミタージュ美術館(9:20)

トロリーバス路線図


ヴォススターニエ広場のトロリーバス停前

美術館の個人専用入口の待ち場所の宮殿広場はまだ早く、待つ人はまばらで時間調整に美術館を一回りする。ネヴァ河の河岸通りからの対岸の展望がすばらしい。
何台もの団体バス、そして降りて列をつくる団体客。団体用の入り口からすでに入場がはじまっていて大変な混雑となっている。それと比べて表の広場はいたって平穏。チケット事前購入者の左側の列はまばらで、当日券の右側の列で50メートル程度。
写真撮影に気を撮られ気付いたら宮殿広場の列は冬の宮殿に移動していた。(10:00?)
チケット事前購入者は左の列で最前列に並ぶ。隣にいた日本人女性と親しく会話を交わす。ホッとする。並んで待っているのは10人~20人程度とすくない。
宮殿広場
6月9日AM9:56のエルミタージュ美術館前
大使の階段

定刻の10時半きっかりに入場、指図された上の階でチケットに交換して(事前購入者用のチケット売り場)2階へ上がる。周りは他の入場者は見当たらず、通りかかった館員に自分たちの居場所を地図上に指し示してもらう。
あえて団体コースで込み合う「大使の階段」にいき、そこからスタートすることにした。案内図と部屋番号を見比べながらまわる。
観光客の大半は団体客で、それをかわして見て回れば比較的余裕を持って見て回れた。
ピョートル大帝の間

AM11:00個人客入り口の行列の様子
1812年祖国戦争(ナポレオン戦争)の画廊

聖ゲオルギーの間

パヴイリオンの間

リッタの聖母(ダ・ヴインチ)

聖家族(ラファエロ)

ラファエロの回廊

リュートを弾く若者(ミケランジェロ)

アントニア・サテラの肖像(ゴヤ)
ゴーギャン作


計画段階では昼食をどこで取るか、いったん外へ出てよいものかと思案していたが、事前に目につけていた主っだたところを観終わったのが14時過ぎ、体力的に疲れたこともあって、館内で食事を取らずに退出する。(見学3時間半)
建物と宮殿に圧倒された。その分、絵画の印象が薄れている。

イサク広場近くにあるレストラン「テフロ」を地図で探して遅い昼食(15:00~15:40)。予約制のようだったが何とかOK。私の下手な英語も理解してくれ、感じのよい若いウェイトレスさんに、お客は私たち以外はみんな若い人たち。

イサク広場にもどり記念写真。ニコライの像、イサーキエフスカヤ広場で運河クルーズのよび子嬢に呼び止められ、乗り場まで引率される。
30分ほど待たされて出航(16:40~17:40)、途中、何度か水上バイクの水しぶきをかぶる妨害を受ける。
イサク広場
運河クルーズ

トロリーバスでホテル最寄りののヴォススターニエ広場へ。そこでエルミタージュ美術館でお会いした日本女性と偶然に再会。モスクワ駅に隣接するショッピングモール(巨大デパート、その奥のスーパー)で夜食調達。(イビスホテルへは5~6分)ホテル帰着18:50
★本日(6月9日)の〆
カード払い   
    • 昼食(てぷろ)963ルーブル
  • 現金払い
    • トロリーバス(2回)92ルーブル
    • トイレ(2回) 40ルーブル
    • 運河めぐり1,000ルーブル
    • その他(水、ビール)186ルーブル
      計1,318ルーブル


    第6日目:平成24年6月10日(日)

    マリインスキー劇場バレー鑑賞の日

    トロリーバスおよびバス券
    ホテル8:35出発、マリインスキー劇場へはイビスホテル近くのバス停から3番の循環バス(2両連結)を利用する。時刻表には平日は12分、日曜は30分ピッチと読み取れる。
    ネフスキ大通りまで出れば本数も多いのだが待つことに。20分ほど待って乗車(9:00)。
    バスはネフスキ大通りからイサク聖堂、トルード広場、ニコライ宮殿を回ってマリインスキー劇場前で降車する(9:30)。
    料金は23ルーブル、円換算で50~60円と安い。車内をまわってくる切符売りのおばさんに払えばよい。市内移動は地下鉄よりもバスおよびトロリーバスのほうがいたって便利でおすすめ。

    バス路線図



    ホテル前にあるバス停

    マリインスキー劇場は3番バスが便利

    開演までまだ時間があるので周辺を散策、昨日の運河クルーズから観た寺院をたずねることにした。
    初めにニコライ聖堂へ、河岸通りからの景観がすばらしい。近くの住民に記念写真を撮ってもらう。観光バスのルートになっていて私たちの撮っているスポットで停車して乗客は降りて写真を撮って去って行く。
    ニコライ聖堂
    次は少し離れているがニコライ聖堂から南方向に位置するある大きな尖塔をめざす。尖塔を目印にフォンタンカ川を越えて到着。寺院の広場では衣類の市場が開かれていた。
    今日は日曜日の朝、寺院内は荘厳な雰囲気のなかミサが行われている。讃美歌、牧師さんのお説教が響き渡る。寺院の名前は 地図に「Trinity Cathedral of  Izmaylovosky Regiment」としるされている。

    Trinity Cathedral of Izmaylovosky Regiment

    Trinity Cathedral of Izmaylovosky Regiment
    マリインスキー劇場に戻る途中、先に川越しに見たニコライ聖堂に立ちよる。ここでもミサが行われていた。

    ニコライ聖堂

    ニコライ聖堂

    マリインスキー劇場の開場11時に入場、ネット手配したバウチャーからチケットに引き換える。
    私たちの席は1st Gallerry Circle Box 8(中央部の最前席)です。

    マリインスキー劇場


    マリインスキー劇場

    題目は「バヤデルカ」事前にネットからあらすじをコピーして持参しており、目をとおす。
    12時過ぎから始まり途中2回の休憩をはさんで15:15に終演。
    バレー演目「バヤデルカ」

    館内は豪華絢爛な劇場マリインスキー、観客席は満席、バレーには無縁の私だが、初めて見るバレーに感激、会社の同僚から退職記念として貰ったオペラグラスを駆使して、きれいなバレリーナの姿を追い続けて、あっというまの3幕3時間。劇のあらすじは簡単で良い思い出となりました。
    幻影の場面


    劇場前から3番のトラムに乗って一旦ホテルにもどる。(16:00)

    夕食にウェブから選んでいたヴォススターニエ広場の近くの某レストラン、探せどわからず、あげくに閉鎖とのこと。それではと、これもネットでしらべたネフスキ大通りの「ヨールキパールキ」に変更。この店の客の呼び込み屋さんに教えられて入る。
    ファミリーレストラン風の店で家族ずれやカップルの客で繁盛していた。
    ガイドブックにないショッピングモール
    同店内

    いつものショッピングモールに立ち寄りホテルに帰着(18:50) 
    就寝21:30

    ★本日(6月10日)の〆
    • 現金払い
      • トロリーバス(2回)92ルーブル
      • 夕食(ヨールキパールキ) 1,500ルーブル
      • その他(水、ビール)135.8ルーブル
        計1,727.8ルーブル


    第7日目:平成24年6月11日(月)

    ペテロパブロフスク要塞、ロシア美術館、血の上の教会

    7:00起床  7:30朝食
    ペテロパブロフスク要塞へは地下鉄を利用。まずヴォススターニエ広場の地下鉄へ、。ここでクレジットカードでの購入を試みるもうまくいかずKASSAでジェトン購入。
    改札口からエスカレータで地下1号線構内へ(9:00)、そこから3号線構内に移動。地下鉄3号線でネフスキー駅(一駅)、そこでまた地下鉄2号線に乗り換えて地下鉄ゴーリコフスカヤ着(一駅9:27)。

    メトロ路線図

    地下鉄1号線、3号線、2号線乗継

    地下鉄ゴーリコフスカヤ駅

    アレクサンドルスキー公園を通り抜けて東側門からペテロパブロウスク要塞にはいる。同聖堂に入場、聖堂内は一部補修中。

    要塞門


    ペテロパブロウスク要塞,内


    ペテロパブロウスク聖堂

      同聖堂内
      同聖堂内
      要塞沿いのネヴァ川のビーチでは日光浴をしている人を見かける。水辺で休息している女性が一昨日の女性、3回も遭遇するという偶然さに驚く。
      要塞沿いのビーチ
      西の門から出てトロイツカヤ広場で持参のパンとお茶で昼食(12:25~12:40)、小休止後、トロイッキ橋を歩いて渡る。ライラックの花が咲いた公園(マルスの原)を通り抜けて血の上の救世主教会へ(13:40~14:10)。


    トロイッキ橋を渡る

    同橋よりペテロパブロフスク要塞を望む

    同橋よりペテロパブロフスク要塞を望む



    モイカ川と後方は「血の上の教会」

    血の上の教会

    同教会内

    ロシア美術館へは横門の入り口から入所(~15:15)。
    ロシア美術館

    同レービンの部屋

      ミハイロフ宮殿から芸術広場、ネフスキー大通りへ、両替所で10ユーロをルーブルに交換。 トロリーバスでいつもの広場とショッピングモールに立ち寄りホテルに帰着(17:00)  就寝20:00
      ★本日(6月11日)の〆
      • 両替 10ユーロ→369ルーブル
      • カード払い   
        • 血の上の教会500ルーブル
        • ロシア美術館700ルーブル
        • 水、ビールほか365ルーブル
    計1,565ルーブル
      • 現金払い
        • 地下鉄 54ルーブル
        • トイレ 20ルーブル
        • ハバブロスク聖堂400ルーブル
        • アイス120ルーブル
        • トロリーバス46ルーブル
    計640ルーブル

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